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独ワイヤーカード株が急落、不正行為の証拠が存在とFTが報道

1日のフランクフルト市場で、ドイツのフィンテック企業ワイヤーカード株価が一時31%下落した。同社幹部が契約書を偽造していたとの疑惑に関する証拠を法律事務所が発見したとの報道が手掛かり。

  ワイヤーカード委託の外部の法律事務所が「偽造・口座改ざんの重大な違反」があったことを示す証拠を発見したと、英紙フィナンシャル・タイムズは1日、同事務所の報告を引用して報じた。FTによると、法律事務所ラジャー・アンド・タンの弁護士らはシンガポール、香港、インド、マレーシア、ドイツで民事法および刑法に違反した可能性を特定しており、これがワイヤーカード経営陣に対する昨年5月8日のプレゼンテーションの基になったという。

  ワイヤーカードは1日、電子メールの声明で、「不正確で誤解を招き、中傷的だ」として報道を否定した。

  同法律事務所が「ワイヤーカード従業員に会計実務関連の重大な不正行為があったことを突き止めたというのは真実でない」と、ワイヤーカードは述べた。昨年5月8日に経営陣に対しプレゼンテーションが行われた事実はないと続けた。

  ラジャー・アンド・タンの代表者に営業時間外に電話と電子メールでコメントを要請したが、現時点では返答はない。同事務所はワイヤーカードの法律顧問の1社で、「コンプライアンスと企業統治関連の助言業務」を定期的に行っていると、ワイヤーカードは述べた。

原題:Wirecard Shares Drop After New Report on Law Firm’s Findings (2)(抜粋)

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