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英国とEUの金融市場監督当局が合意、合意なき離脱でも協力継続へ

英国と欧州連合(EU)の規制当局は、市場に関して重要な情報を共有し、金融企業の監督で協力することに合意した。英国の合意なきEU離脱で生じ得る問題を防ぐことを狙う。

  欧州証券市場監督機構(ESMA)は1日、英金融行動監視機構(FCA)と2件の覚書を交わしたとし、内容を公表した。この合意は、不正が疑われる市場の調査などデータの共有や投資ファンドの監督で、両者の協力を円滑にするためのもの。ニューヨークやアジア、ロンドンのポートフォリオマネジャーに投資判断を委ねているファンドを監督するEU当局にとって、英国のEU離脱後をにらみ協力の取り決めを結んでおくことは不可欠だった。

  今回の合意により、両者は格付け会社や取引情報蓄積機関の情報を交換することも可能になる。

  英国とEUの当局は合意なき離脱シナリオにも金融市場が確実に耐えられるよう、EUの銀行にロンドンの市場インフラの継続的利用を可能にするなど、取り組みを強化している。

原題:Brexit Breakthrough Reached on Finance to Avert No-Deal Rupture(抜粋)

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