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中国の米国債保有、11月は1年半ぶり低水準-米中貿易戦争響く

更新日時
  • 中国の保有残高は6か月連続減少し1.12兆ドルに
  • 貿易摩擦で中国の米国債投資意欲は低下-ジェフリーズ

中国の昨年11月末時点の米国債保有残高は、1年半ぶりの低水準に落ち込んだ。トランプ政権との激しい貿易戦争が響いた。

  米財務省の1月31日の発表によれば、中国の保有残高は1兆1200億ドル(約122兆円)と、10月の1兆1400億ドルから減少した。6カ月連続の減少で、同国の保有残高は2017年5月以来の低水準となった。外国勢で米国債保有残高が中国に次いで大きい日本は1兆400億ドルと、前月の1兆200億ドルから増えた。

  米中両国の代表らは1月31日、ワシントンで2日間にわたり開かれた閣僚級貿易協議を終えた。米国が中国製品2000億ドル相当への追加関税を課すに当たって交渉期限としている3月1日まであと4週間に迫っている。トランプ大統領は協議がうまくいっていると述べたが、習近平国家主席と「近い将来に」会談するまでは最終的な合意には到らないとの立場を示した。

  ジェフリーズの短期金融市場エコノミスト、トーマス・サイモンズ氏はリポートで「長引く貿易戦争が米中関係を悪化させる中で中国の米国債投資意欲は低下するため」、保有残高の減少は続く可能性が高いとした上で、「注視することが重要になろう」と付け加えた。

China's Treasuries holdings fall to lowest level since May 2017

原題:China’s U.S. Treasury Holdings Continue to Tumble Amid Trade War(抜粋)

(米中貿易協議やアナリストのコメントを追加して更新します.)
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