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ダウ・デュポン:19年は減益を予想、3社分割控え-株価急落

米化学大手ダウ・デュポンは、中国と欧州の景気減速を背景に2019年は利益が減少する見通しだと述べた。31日の米市場で株価は一時、2017年の合併後で最大の下げとなった。

  近く3社分割を実施予定の同社は31日、昨年10-12月(第4四半期)決算を発表。その説明会で、19年は3社合わせた営業利益が「小幅減少」、売上高は「ほぼ横ばい」になるとの見方を明らかにした。1-3月(第1四半期)決算はアナリスト予想に反し、減収・減益を見込むとした。

  自動車やスマートフォン向け原材料の需要が低下する中、中国が事業軟調の主な源になっていると、エド・ブリーン最高経営責任者(CEO)は電話会議で語った。欧州の需要も弱く、米住宅市場にも多少の弱さがあると指摘。ただ、顧客での在庫が使い果たされ、住宅建設ペースが高まるにつれ、4-6月(第2四半期)に市場は正常に戻るはずだと述べた。

  同社は2カ月後にマテリアルズサイエンス事業を新生ダウとしてスピンオフし、6月1日には農業事業のコルテバを分離する。残る特殊化学品事業は、新生デュポンとして再出発する。

  ダウ・デュポン株は一時9.5%安と、ダウ・ケミカルがデュポンと合併し現在の企業が誕生して以降で最大の下落率となった。

  同社は資料で、1-3月はパーセント表示で1桁台半ばの減収を見込むとした。営業EBITDA(利払い・税金・減価償却・償却控除前利益)は42億-44億ドル(約4570億-4800億円)を予想する。アナリストの予想平均はこれを上回る48億1000万ドル。売上高予想は200億-205億ドル(アナリスト予想平均は214億ドル)。

原題:DowDuPont Plunges After 2019 Profit Warning Ahead of Split (2)(抜粋)

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