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米失業保険申請件数:約1年ぶり高水準-政府機関閉鎖も一部影響

更新日時

米労働省が31日発表した先週の週間失業保険申請件数は、増加幅が市場予想を上回り、2017年9月以来の高水準となった。政府機関の一部閉鎖や祝日、昨年末のホリデーシーズン明けという季節要因が影響した。

  1月26日終了週の新規失業保険申請件数は前週比5万3000件増の25万3000件。ブルームバーグがまとめたエコノミスト予想の中央値は21万5000件だった。前週は20万件に修正(速報値19万9000件)された。5万3000件という増加幅は、2017年にハリケーン「ハービー」がテキサス州を襲った直後以降で最大。より変動の少ない4週移動平均も22万250件に増えた。

U.S. jobless claims hit one-year high amid holidays, shutdown

主な注目点

  • 今回の申請件数増加は、米国史上最長となった政府機関閉鎖の影響が一部反映された可能性がある。連邦政府職員による申請自体は今回の統計には含まれないが、多くの契約社員や企業も影響を受けた
  • 連邦職員による新規失業保険申請件数は19日までの1週間に季節調整前ベースで1万680件減の1万4739件。5週間に及ぶ政府機関の閉鎖は25日に終了したが、閉鎖の影響が申請件数のデータに完全に反映されるまでにはまだ時間がかかるとみられる
  • 市場は今回の統計内容を重要視しない可能性がある。政府機関閉鎖の終了により状況が反転する可能性があるほか、先週はキング牧師生誕記念日の祝日(21日)が含まれていたためだ。祝日が含まれる週やその前後は申請件数は変動しやすい。また1月はホリデーシーズン後で特に変動が大きくなる傾向がある
  • 失業保険申請件数の増加が長く続いた場合は、労働市場の健全性を巡り懸念が生じる可能性がある
  • 失業保険の継続受給者数は19日までの1週間に6万9000人増えて178万2000人
  • 週間新規失業保険申請の表
  • 失業保険申請・継続受給者の時系列表

原題:U.S. Jobless Claims Hit One-Year High Amid Shutdown, Holiday(抜粋)

(統計の詳細や背景など追加し、更新します.)
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