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米財務省、ムニューシン長官の利益相反を否定-ルサール制裁解除巡り

  • ブラバトニク氏との関係を懸念と民主党のスパイアー下院議員
  • ムニューシン氏は自身の会社の持ち分を「第三者」に売却と財務省

米財務省は30日、ムニューシン財務長官がロシア人富豪オレグ・デリパスカ氏と関係があるルサールなど3社に対する制裁を解除したのは、デリパスカ氏のビジネスパートナーと事業上のつながりがあるためだとする民主党議員の見解を否定した。

  民主党のジャッキー・スパイアー下院議員(カリフォルニア州)はムニューシン長官に宛てた23日付の書簡で、ウクライナ生まれの実業家レン・ブラバトニク氏と同長官との関係について懸念を表明。ロン・ワイデン上院議員(民主、オレゴン州)と下院監視・政府改革委員長を務めるカミングス議員(民主、メリーランド州)もこれに同調していた。

  スパイアー議員はムニューシン氏がルサールなどへの制裁解除を決めたことは利益相反に当たると指摘。ブラバトニク氏率いる企業1社が2017年、ムニューシン氏の財務長官就任後に同氏の映画会社ラットパック・デューンの一部株式を取得したとの報道を引用した。財務省はそうした報道に反論している。

  財務省は30日付のスパイアー議員への書簡で、ムニューシン氏はラットパックへの持ち分をブラバトニク氏に売却しておらず、自身の他の事業についても同じだと指摘。売却先は「ブラバトニク氏と関係のない第三者」だと説明した。同書簡は同日遅くに公開された。

原題:Mnuchin Disputes Democrats’ Claim of Russian Sanctions Conflicts(抜粋)

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