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マイクロソフト:売上高は市場予想通り、クラウド懸念で株価下落

更新日時
  • PC市場の弱さが売上高の伸びを抑制した-フッドCFO
  • クラウドサービスの売上高は76%増、17年や18年初めの倍増から鈍化

マイクロソフトが30日発表した2018年10-12月(第2四半期)決算では、売上高がアナリスト予想に一致したものの、パソコン(PC)市場の低迷やクラウドコンピューティング部門の伸び悩み懸念の広がりを受けて株価は時間外取引で下落した。

  発表資料によると、10-12月期の調整後1株利益は85億8000万ドル(約9350億円)に増加。1株当たりでは1.10ドルだった。ブルームバーグが集計した1株利益のアナリスト予想平均は1.09ドル。売上高は12%増の325億ドルと、アナリスト予想平均に一致した。

  マイクロソフトのクラウド・エンタープライズソフトウエア事業はその他のテクノロジー分野よりも安定しているとの見方から、同社の株式時価総額は昨年10ー12月に同業の多くを上回っていた。同社のクラウドサービス「Azure(アジュール)」の売上高は76%の伸びを示したものの、17年や18年初めに記録した2倍近いペースから減速した。また、安定の兆しを見せていたPC市場は、10ー12月に再び急激な落ち込みを見せ始めた。

  ウェドブッシュ・セキュリティーズのアナリスト、ダニエル・アイブス氏は「マイクロソフトはハイパー成長の時期が過ぎた。まだ成長は見られるが、比較できる数字は一段と厳しくなっている」と指摘。「一部の人々が期待していたほど突出した業績ではないというのが現実だ」と付け加えた。

  マイクロソフトの株価は決算発表を受けて一時約4%下落した。通常取引終値は3.3%高の106.38ドル。

  同社ウェブサイトに掲載されたスライドによれば、コマーシャル・クラウド事業の売上高は48%増の90億ドルで、利益率は5ポイント拡大し62%だった。

  エイミー・フッド最高財務責任者(CFO)はクラウド需要が10ー12月に持ちこたえたと述べ、クラウドサービス構築に投資を続けると説明。エヌビディアやインテルなど半導体メーカーが示したクラウド分野の悲観的な見通しについては「われわれはそうしたシグナルを目にしていない」と述べた。

  同CFOは一方で、10ー12月の売上高がアナリスト予想を上回らなかった主因はPC市場にあると述べ、基本ソフト(OS)「ウィンドウズ」のPCプレインストール版の売り上げが5%減少したと指摘。マイクロプロセッサー不足の影響で、これは今四半期も続くとの見方を示した。

原題:Microsoft Sales Meet Estimates; Cloud Concerns Hit Shares (2)(抜粋)

(アナリストやCFOのコメントを追加し、株価を更新します.)
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