コンテンツにスキップする

フェイスブック、10-12月は売上高と利益が予想上回る-株価上昇

更新日時
  • 広告事業が個人情報漏えい問題を乗り切りつつあることを示唆
  • 12月の1日当たりのアクティブユーザー数は前年比9%増
FRANCE-COMPUTING-APP-MEDIA-SOCIAL
Photographer: LIONEL BONAVENTURE/AFP
FRANCE-COMPUTING-APP-MEDIA-SOCIAL
Photographer: LIONEL BONAVENTURE/AFP

ソーシャル・ネットワーク・サービス (SNS)最大手、米フェイスブックの昨年10-12月(第4四半期)の売上高は市場予想を上回った。同社の広告事業が一連の個人情報漏えい問題を乗り切りつつあることを示した。

  30日の発表によれば、10-12月期の売上高は169億1000万ドル(約1兆8400億円)。アナリスト予想は164億ドルだった。利益も市場予想を上回ったことから、この日の時間外取引で株価は一時、10%余り上昇した。

  フェイスブックによると、昨年12月の1日当たりのアクティブユーザー数(DAU)は15億2000万人と、前年同月比で9%増加。アナリスト4人の予想平均は15億1000万人だった。投資家がもはや飽和状態にあるのではないかと懸念していた米欧などの市場でもDAUは伸びたという。

  J・スターンのクリストファー・ロスバック最高投資責任者(CIO)は、「悪材料続きで同社への監視が厳しくなっているものの、ユーザー数は北米では安定しており、欧州では増加した」とした上で、「今回の決算はフェイスブックの中核プラットフォームの回復力を示した」と指摘した。

  フェイスブックとグーグルの広告は、両社がインターネットおよび実社会の動向について極めて多くの情報を集めているため他の選択肢よりもはるかに影響力が強く、かつ効果的になっている。EUが昨年、一般データ保護規則(GDPR)を導入したため、こうしたデータ収集は若干制限された可能性があるが、より大きな打撃を受けているのは2社よりも規模の小さい会社だ。

  BTIGのアナリスト、リチャード・グリーンフィールド氏は、「知的なテクノロジー分野のメディアとワシントンのエリートの間には」大きなずれがあるとした上で、「広告主はどちらのグループにも耳を傾けない。彼らが聞くのは消費者の声だ。フェイスブックの広告主の大半にとって、これほど良い投資利益を得られる場所はフェイスブックだけだ」と説明した。

原題:Facebook Sales, Profit Beat Analysts’ Estimates; Shares Pop (2)(抜粋)

(アナリストのコメントなどを追加して更新します.)
    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE