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米中古住宅販売成約指数:予想外の低下-3カ月連続マイナス

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昨年12月の米中古住宅販売成約指数は予想外に低下し、これで3カ月連続のマイナスとなった。不動産価格や借り入れコストが上昇する中、住宅市場の厳しい環境が続いている兆候が増えた格好だ。

  全米不動産業者協会(NAR)が30日発表した12月の米中古住宅販売成約指数(季節調整済み)は前月比2.2%低下。ブルームバーグがまとめたエコノミスト予想の中央値は0.5%上昇だった。前月は0.9%低下。12月は前年比では9.5%低下と、2014年初め以降で最大のマイナスとなった。

主な注目点

  • 今回の統計は2018年末に住宅市場が軟調だったことを示唆しているが、最近の住宅ローン金利低下により、今年初めは需要が上向く可能性が高い
  • 12月は高い価格や供給不足、株式相場の変動や政府機関の一部閉鎖に伴う不透明感が影響し、希望者が購入をためらった。中古住宅購入の正式契約には成約から1、2カ月かかることから、販売成約は先行指標とみなされている

  NARのチーフエコノミスト、ローレンス・ユン氏は「株式相場の調整が消費者信頼感に打撃を与え、過去最高水準にある住宅価格で値ごろ感も低下、12月に成約する場合に参照される10、11月の住宅ローン金利は上昇した」としつつ、このところの住宅ローン金利低下や金融当局の利上げの可能性低下で、「住宅販売を巡る見通しは大幅に改善してきている」と加えた。

  統計の詳細は表をご覧ください。

原題:U.S. Pending Home Sales Declined in December for Third Month(抜粋)

(統計の詳細を追加し、更新します.)
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