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【今朝の5本】仕事始めに読んでおきたいニュース

  • FOMCは利上げに辛抱強い姿勢に、為替条項に財務官は違和感
  • 過去最大の米国債発行、ベネズエラ金塊の行方、EU離脱の傷跡
American flag flies outside the U.S. Federal Reserve building in Washington, D.C., U.S.

American flag flies outside the U.S. Federal Reserve building in Washington, D.C., U.S.

Photographer: Joshua Roberts/Bloomberg
American flag flies outside the U.S. Federal Reserve building in Washington, D.C., U.S.
Photographer: Joshua Roberts/Bloomberg

「思い切ったハト派的停止」と表現したのは、BMOキャピタル・マーケッツのジョン・ヒル氏。「かなりのハト派シフト」と述べたのはウェルズ・ファーゴのエリック・ネルソン氏。今回の米連邦公開市場委員会(FOMC)の声明には利上げについて、2015年の3月に削除された「辛抱強い」という文言が約4年ぶりに復活しました。以下は一日を始めるにあたって押さえておきたい5本のニュース。

辛抱強い

パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長は、見通しに関して「幾つかの相反する傾向や矛盾するシグナル」が見られるとして、利上げの根拠は「若干弱まった」と述べた。これより先、連邦公開市場委員会(FOMC)は金利を据え置き、金利変更の判断においては「辛抱強くなる」と表明。バランスシートの縮小については柔軟に対応する考えを示唆した。

違和感

浅川雅嗣財務官は日米通商交渉において、貿易協定の中に為替条項が盛り込まれるとすれば違和感を感じると表明した。財務官はブルームバーグとのインタビューで、「為替と輸出のパフォーマンスのリンケージは薄れており、ほとんど明確ではない」と説明。「何らかの形で政策的にリンクさせるような話が持ち上がるとすれば、ちょっとしっくりこないところがある」と述べた。

過去最大

米財務省はクオータリーリファンディング(四半期定例入札)での長期債の発行額を840億ドル(約9兆2000億円)に引き上げた。3カ月前の水準を10億ドル上回る。ウォール街のストラテジストは、国債の新規発行が2年連続で1兆ドルを上回ると予想している。トランプ氏の再選がかかる2020年大統領選で、民主党に一段の攻撃材料を与えそうだ。

920億円相当の金塊

国家的な危機にひんするベネズエラで、マドゥロ大統領が金準備に手を付ける可能性が注目されている。ホセ・グエラ議員はツイッターで、ベネズエラ中央銀行が保管する金塊20トンを搬出するため、ロシア発のボーイング777が28日にカラカス空港に着陸したと投稿。ソーシャルメディアで臆測や憤りが飛び交っている。

癒えない傷

欧州連合(EU)離脱のプロセスはこの後どう展開しようと、すでに英国に傷跡を残している。世界の金融大手が欧州での拠点再構築に動く中で、ロンドンの金融街からは資金と雇用が着実に流出を続けている。16年6月の国民投票以来、ポンドはユーロに対して10%余り下落。インフレを押し上げ、消費者の購買力低下を招き、ただでさえ厳しい英小売業者をいっそう苦しい状況に追い込んだ。

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