コンテンツにスキップする

中国企業の業績下方修正相次ぐ、通信や金融など大打撃ー減速懸念加速

  • 29日には中国人寿や重慶長安汽車など20社以上が予想引き下げ
  • 民営企業は景気減速のあおり受けやすいー中国のファンドマネジャー

中国企業の幹部が同国経済に警鐘を鳴らしている。

  29日遅くには中国人寿保険、重慶長安汽車など20社以上が2018年通期利益が予想を大幅に下回る見通しだと明らかにした。これらの企業は口をそろえてその理由に、国内経済の減速、最近の会計規則変更、株式相場の急落などを挙げた。中国株式市場は昨年1年で時価総額が2兆3000億ドル(約250兆円)減り、減少額が世界最大だった。中国人寿保険は30日のオンショア市場で、前日比4.3%安まで売られる場面があった。

  中国の需要後退は世界的に影響が見られており、これらの企業の低調な業績は懸念に拍車をかけている。中国企業は業績予想に大幅な変更が生じる場合は31日までに報告することが義務づけられているため、下方修正を明らかにする企業がさらに続く公算もある。これまでに1800社以上が暫定集計を発表したが、テクノロジーや通信、金融業界の企業業績に大きな打撃が見られている。

  北京大君智萌投資管理のファンドマネジャー、呂長順氏は「民営企業は景気減速のあおりをとりわけ受けやすい」と指摘。「レバレッジ解消取り組みと企業の健全性悪化は経済がギアを落とし減速する国や地域で通常見られる現象だ」と述べた。

All industry groups posted steep losses

原題:Chinese Companies Slash Profit Forecasts, Fueling Slowdown Fears(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE