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債券上昇、FOMCのハト派声明で米金利低下・円高-2年入札は順調

更新日時

債券相場は上昇。米連邦公開市場委員会(FOMC)が政策声明でハト派色を鮮明にしたのを受けて米金利低下、ドル安・円高となった流れを引き継ぎ、買いが先行した。この日に実施された2年債入札が順調な結果となったことも相場を支えた。半面、日本銀行が夕方に公表する来月のオペ運営方針への警戒感から午後には上げ幅を縮めた。

  • 長期国債先物3月物は前日比4銭高の152円69銭で終了。午前に152円76銭と日中取引ベースで4日以来の高値を付ける場面も
  • 新発10年物353回債利回りは日本相互証券の前日午後3時の参照値より0.5ベーシスポイント(bp)低いマイナス0.005%で始まり、午後はゼロ%で推移

市場関係者の見方

岡三証券の鈴木誠債券シニアストラテジスト

  • 世界経済の減速懸念があるうちは投資家は債券を売れる状況にはならず、金利はじりじりと下がりがちだ
  • 日本人はマイナス金利を買い進めたりはせず、資金は利回りがある超長期ゾーンに向かう
  • 来月のオペ運営方針で大きな変更が出て来る可能性はなさそうだし、変える必要もないだろう

2年債入札

  • 最低落札価格は100円53銭5厘と、市場の予想中央値100円53銭を上回る
  • 応札倍率は6.08倍と2017年6月以来の高水準、テールは2厘に縮小
  • 野村証券の中島武信シニア金利ストラテジスト
    • 順調な結果-新発2年債と5年債の利回りが逆転していたので買いやすかった
    • 日銀が29日に短国買い入れを減額したが需給は崩れておらず、堅調さが波及した面も
  • 過去の2年債入札の結果一覧

背景

新発国債利回り(午後3時時点)

2年債5年債10年債20年債30年債40年債
-0.170%-0.165%0.000%0.445%0.645%0.735%
前日比-1.0bp-0.5bp 横ばい-1.0bp-1.0bp-1.0bp
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