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武田薬が臨床試験中のデング熱ワクチン、最終段階で予防効果示される

  • 4種全てのデングウイルス血清型に対して予防効果
  • 蚊が媒介するウイルス感染症、年間約4億人が罹患
Takeda Pharmaceutical Global Headquarters As Shareholders Approve Shire Acquisition
Photographer: Kiyoshi Ota/Bloomberg
Takeda Pharmaceutical Global Headquarters As Shareholders Approve Shire Acquisition
Photographer: Kiyoshi Ota/Bloomberg

武田薬品工業が開発中のデング熱ワクチンは臨床試験の最終段階で主要目標に到達し、予防効果を示した。デング熱は蚊が媒介するウイルス感染症で、年間約4億人が罹患している。

  同社の29日の発表によると、同ワクチンは4種全てのデングウイルス血清型に対して予防効果が見られた。これまでの研究では安全性の面で重大な懸念は出てきていないが、データの検証を続けると武田薬は説明した。

  これらの結果は、年間約2万人が感染死するデング熱を予防するという武田薬の取り組みを後押しする。ライバルの仏サノフィは20年余りにわたり15億ユーロ(現行レートで約1870億円)を費やして世界で初めてデング熱ワクチンを市場に投入したが、安全面のリスクを巡る問題に直面している。武田薬は開発を推進し、世界的投入の可能性にも備えて商業生産の準備を進めているとしたものの、具体的な時期については見通しを示さなかった。

原題:Takeda’s Vaccine for Break-Bone Fever Works in Late-Stage Study(抜粋)

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