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Photographer: Jim Young/Bloomberg

【米国株】S&P500種が下落-テクノロジー銘柄安い

更新日時
An American flag flies outside the Chicago Board Options Exchange (CBOE) in Chicago, Illinois, U.S., on Thursday, Nov. 16, 2017. CBOE's proprietary VIX futures and S&P 500 options businesses continue to be its key growth engines, with a lack of substitutes affording it significant pricing power.
Photographer: Jim Young/Bloomberg

29日の米株式市場ではS&P500種株価指数が小幅安。市場は最新の企業決算や、米中貿易交渉で膠着が打開する可能性を見極めようとしている。

  • 米国株はS&P500種が小幅安、テクノロジー安い
  • 米国債は上昇-10年債利回り2.71%
  • NY原油は上昇-米財務長官発言やベネズエラ制裁で
  • NY金は3日続伸-米中の貿易対立などで逃避需要

  S&P500種ではテクノロジー株が安い。ツイッターやフェイスブック、半導体銘柄が値下がりした。一方で工業株は堅調。3Mの決算が売上高・利益とも市場予想を上回り、業界に対する明るい見方が広がった。

  通常取引終了後に決算を発表したアップルは、時間外取引で株価が上昇した。

  S&P500種株価指数は前日比0.2%安の2640.00。ダウ工業株30種平均は51.74ドル(0.2%)上げて24579.96ドル。ナスダック総合指数は0.8%下落。米国債市場ではニューヨーク時価午後4時47分現在、10年債利回りが4ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)下げて2.71%。

  ノースウェスタン・ミューチュアル・ウェルスマネジメントのチーフ投資ストラテジスト、ブレント・シャット氏は「英国の欧州連合(EU)離脱や米中貿易のほか、米連邦公開市場委員会(FOMC)もある。それら全てについて、何らかの解決に向かいつつあり、市場が安心できるようになるとの期待があるようだ」とした上で、「行きつ戻りつの展開となり、今後の展開を見守る中で強い確信は広がらない可能性が高い」と語った。

  今週は中国の劉鶴副首相と米国のライトハイザー通商代表部(USTR)代表、ムニューシン財務長官との協議が30-31日に予定されている。企業決算では、マイクロソフトやフェイスブック、アリババ、クアルコム、テスラ、韓国サムスン電子、ソニーといった大手テクノロジー企業の発表が控えている。

  ニューヨーク原油先物は上昇。ムニューシン米財務長官が中国との貿易戦争に関して、中国が十分な譲歩を示せば、米政権として全ての関税措置の撤回を目指す可能性があると述べたことが背景。また米政権が国営ベネズエラ石油(PDVSA)を制裁対象に指定したことから、供給を巡る懸念も広がった。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物3月限は2.5%高の1バレル=53.31ドル。

  ニューヨーク金先物相場は3営業日続伸。米中の貿易対立や英国のEU離脱を巡る動きを受けて、逃避先としての金の需要が高まった。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物4月限は0.5%高の1オンス=1315.20ドルで終了。

原題:U.S. Stocks Slump Before Key Earnings as Oil Gains: Markets Wrap(抜粋)
Apple Shares Jump on Encouraging Earnings, Services Revenue
Oil Surges as U.S. Signals Trade Thaw, Venezuela Buyers Scramble
PRECIOUS: Gold Touches Eight-Month High on China, Brexit Concern

(第5、6段落にコメントなど追加し、更新します.)
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