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ハーレーダビッドソン、10-12月は関税で利益吹き飛ぶ-株価急落

米国の代表的なオートバイメーカー、ハーレーダビッドソンが発表した2018年10-12月(第4四半期)決算は収支がほぼとんとんになった。トランプ米大統領が率いた貿易戦争のあおりで利益が吹き飛んだ格好だ。29日の米市場で同社株価は一時、1年ぶりの大幅下落となった。

  ハーレーの29日発表によると、一般会計原則(GAAP)ベースの1株利益はゼロ。リストラ・関税関連費用を除いたベースの1株利益は17セントで、アナリスト平均予想の29セントに届かなかった。

Big Miss

Harley earnings missed the consensus by the widest margin since 2009

Source: Bloomberg

Note: Comparable adjusted earnings per share is the reported value with extraordinary items factored out to make it similar to analysts' estimates

  ハーレーは昨年、欧州連合(EU)による報復関税への対応として一部生産を米国外に移転する意向を表明した後、トランプ大統領の批判の的となった。だがハーレーの業績が低迷した要因は関税や大統領の怒りのツイートだけではない。米国内販売台数は10-12月、前年比で10%減って8四半期連続のマイナスとなった。若年層を顧客に取り込むのに苦戦しており、新規顧客を開拓するため低価格帯のバイク投入のほか、アマゾンを通じたグッズ販売の拡大などを計画している。

  ハーレー株は一時9.5%安と、昨年1月30日以来の下げを記録した。18年には33%下落していた。

  欧州とアジアでの小売り需要減退を受け、全世界の小売り販売台数は6.7%減少した。

  19年の出荷台数について、同社は21万7000-22万台を見込む。予想の中間点は2010年以降で最も低水準となる。

Harley-Davidson profit margins lowest since 2010

原題:Harley Profit Wiped Out by Tariffs as Sales Slump; Shares Tumble(抜粋)

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