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債券は超長期中心に下落、フラット化進展の反動で-オペ計画に警戒も

更新日時

債券相場は超長期債を中心に下落。前日まで超長期ゾーンが買われて利回り曲線のフラット(平たん)化が進んだことに対する反動の売りが優勢となった。日本銀行が31日に公表する2月の長期国債買い入れオペの運営方針で減額が示唆されることへの警戒感も相場の重しとなった。

  • 新発30年物61回債利回りは、日本相互証券の前日午後3時の参照値より1ベーシスポイント(bp)高い0.66%。新発40年物11回債利回りは1bp高い0.75%
  • 新発10年物353回債利回りは0.5bp高い0.005%
  • 長期国債先物3月物の終値は前日比1銭高の152円65銭

市場関係者の見方

メリルリンチ日本証券の大崎秀一チーフ金利ストラテジスト

  • 昨日は40年債利回りがだいぶ低下し、反動が出た感がある
  • 残存期間5年超10年以下対象の日銀オペは特に弱い結果でもなかったが、倍率が上昇したことで利益確定売りが促された面も
  • 高値警戒感に加えて、明日発表の日銀オペ計画で減額が示唆される可能性が意識されたこともポジション調整につながった

日銀オペ

  • 対象は残存1年以下と5年超10年以下
  • 5-10年の買い入れ額は4300億円に据え置き、応札倍率は3.34倍と昨年8月以来の水準に上昇
  • 野村証券の中島武信シニア金利ストラテジスト
    • 5-10年のオペ結果は無難
    • 長期金利は0.005%とぎりぎりプラスだが、オペ結果からは売り急ぐ様子も売り渋る様子もない
    • 明日公表のオペ計画で仮に5-10年の月間買い入れ額が減っても、10年金利にはたいして影響なしということなのだろう
  • 過去の日銀オペの結果

新発国債利回り(午後3時時点)

2年債5年債10年債20年債30年債40年債
-0.160%不成立0.005%0.460%0.660%0.750%
前日比 横ばい ー+0.5bp+0.5bp+1.0bp+1.0bp
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