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香港のスーパーリッチ一族、家業で世代交代進む-主役は女性

  • ミシェル・リー氏やソニア・チェン氏、クリスティン・リー氏も
  • 「香港は依然として男性社会」で「ガラスの天井」あるとホー教授

香港を代表する富豪一族で家業の世代交代が進んでいる。主役は女性たちだ。

  香港一の富豪、李嘉誠氏の孫娘で23歳の李思得(ミシェル・リー)氏がチェスターフィールド・リアルティーの取締役会に加わったことが香港の会社登記データで分かった。

  長江和記実業(CKハチソン・ホールディングス)傘下のチェスターフィールドは、李家が経営権を握る会社だ。李思得氏の父親、李沢鉅(ビクター・リー)氏と共に李嘉誠氏(90)も取締役に名を連ねる。

Interview With New World Hospitality CEO Sonia Cheng

ソニア・チェン氏

写真家:Daniel J. Groshong / Bloomberg

  李嘉誠氏は昨年、引退を表明し、長江和記実業と長江実業集団(CKアセット・ホールディングス)の会長を退いた。引き継いだのは李沢鉅氏だ。

  米ハーバード大学を卒業した鄭志雯(ソニア・チェン)氏は、祖父の鄭裕彤氏が創業した新世界発展のローズウッド・ホテルズ部門を率いる。恒基兆業地産(ヘンダーソン・ランド・デベロップメント)で副総経理の1人として活躍するのは、李兆基氏の最も年長の孫娘でスタンフォード大学で学んだクリスティン・リー氏だ。

Kristine Li

クリスティン・リー氏

Photographer: Jonathan Wong/South China Morning Post/South China Morning Post

  香港大学で社会行政を教えるペトゥラ・ホー教授は「こうした女性らが経営トップになれば、良いロールモデルとなる可能性がある」と指摘。ただ「彼女たちは本当に裕福な家族の出だ」とし、一般的には「香港は依然として男性社会」であり、女性の昇進を阻む「ガラスの天井が実在する」と語った。

原題:Billionaire Grandpas Give Way to New Generation of Women (1)(抜粋)

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