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Photographer: Krisztian Bocsi/Bloomberg

ドイツ銀とUBSの「ハング・ディール」に新たな難題

  • CVCのコンバージワン買収に伴うバイアウトローン12億ドル巡り
  • 被買収企業従業員の詐欺疑惑発覚、棚卸し資産評価減に直面
The twin tower skyscraper headquarter offices of Deutsche Bank AG stand in Frankfurt, Germany, on Thursday, Oct. 20, 2016. Unlike Deutsche Bank, which announced plans in June to reduce its branches to 535 from 723 next year, Commerzbank says its branch network is key to its strategy to add two million new clients by 2020, double its previous target.
Photographer: Krisztian Bocsi/Bloomberg

ドイツ銀行とUBSグループが2カ月にわたって苦戦してきたバイアウトローン12億ドル(約1300億円)相当の処分に新たな難題が浮上した。買収で非公開化された企業で従業員の詐欺疑惑が発覚したからだ。事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。

  両行の融資後にCVCキャピタル・パートナーズに今月買収されたコンバージワンは、従業員の詐欺疑惑が発覚したのを受け1100万ドルの棚卸し資産の評価切り下げに直面しているという。同情報は公表されていないとして関係者は匿名を条件に明らかにした。

  コンバージワンの融資案件は、昨年12月の市場動揺を受け銀行が投資家へのローン売却に苦戦している「ハング・ディール」で既に最大級だった。売れ残りの大半は金融機関が値引きを提示したり、条件を改善したりして片付いているが、今後はコンバージワンのローンについて投資家はさらに大幅な値引きなどを求める公算が大きく、両行の損失につながる恐れがあるという。

  ドイツ銀とUBS、CVCの担当者らはコメントを控えた。

原題:Deutsche Bank, UBS ‘Hung Deal’ Said to Face Fraud at ConvergeOne(抜粋)

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