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米PG&E、17年以来最大のDIPファイナンスを確保か-関係者

  • 当初見込みより好条件のタームローン-申し込み超過で
  • 従来の計画通り、29日にも連邦破産法の適用を申請する予定

米カリフォルニア州の公益事業持ち株会社PG&Eコーポレーションは、破産手続きに入った後も営業を継続するための運転資金を調達するDIPファイナンスの一環として、当初見込みより好条件で20億ドル(約2180億円)のタームローンを確保するもようだ。

  事情に詳しい複数の関係者が匿名を条件に語ったところによれば、28日時点で必要額の少なくとも2倍の応募があった。PG&Eはタームローンの条件でベンチマークへの上乗せ幅を圧縮するとともに、従来の期限である29日ではなく28日中に融資を約束するよう銀行に求めた。いずれも投資家の需要が強いことを示す兆候だ。

  タームローンは、連邦破産法11条の適用申請後に営業を続けるための55億ドルのDIPファイナンスの一部。ブルームバーグのデータによれば、2017年6月以降に取りまとめられたDIPファイナンスでは最大規模となる。

  DIPファイナンスの取りまとめを主導するJPモルガン・チェースの広報担当者はコメントを控えている。PG&Eの担当者に電子メールでコメントを求めたが、現時点で返答はない。

  PG&Eに対しては破綻回避を可能とする提案が少なくも2件寄せられたが、事情に詳しい関係者によれば、同社は計画通り、29日にも連邦破産法11条の適用申請を行う予定。カリフォルニア州を襲った大規模な山火事に関連する多額の負債で同社は苦境に陥っている。

原題:PG&E Is Poised to Raise Largest Bankruptcy Financing Since 2017(抜粋)

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