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米政府機関閉鎖に伴う経済的影響、30億ドルの見通し-議会予算局

  • 閉鎖に伴うより間接的なマイナスの影響は織り込んでいない
  • 昨年10-12月、今年1-3月GDP成長率は押し下げられる見通し

米議会予算局(CBO)は5週間にわたる米政府機関の一部閉鎖が同国経済に与える最終的なコストは30億ドル(約3300億円)にとどまるとの試算を示した。ただ、測定が難しい間接的な影響も生じているとしている。

  CBOは今回の閉鎖について28日公表した報告書で、 連邦政府の約180億ドルの裁量的支出に遅れが出たと指摘。その結果、国内総生産(GDP)の年率ベースの伸び率は昨年10-12月(第4四半期)が0.2ポイント、今年1-3月(第1四半期)が0.4ポイント、それぞれ従来見通しを下回るとの予測を示した。

  ただCBOは、今年4-6月(第2四半期)に成長回復が予想される中で、こうした経済的損失の大半は「いずれ戻る」と指摘。ネットベースでの経済的損失は30億ドルで、これは今年の推定年間GDPの0.02%に相当するという。

  一方で試算は、連邦職員の一時帰休など「以外の、閉鎖に伴うより間接的なマイナスの影響を織り込んでいない」とし、「計量化はより難しいが、閉鎖が続いたことで一段と大きくなっていた可能性が高い」とCBOは慎重な姿勢をとる。これには承認や融資を得られなかった事業が含まれ、「そうした要因は恐らく投資や採用に関する決定の先送りにつながり始めつつあっただろう」と分析した。

原題:CBO Sees Trump Shutdown as an Economic Blip Totaling $3 Billion(抜粋)

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