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大韓航空:初のサムライ債を延期、韓国石油公社の本数縮小に続き

  • 発行体の都合で延期、円債への興味は引き続きある-主幹事の1社
  • 韓国石油公社は3本立てのうち3年のみに、スプレッドも拡大

大韓航空が初のサムライ債の発行を延期した。韓国石油公社(KNOC)に続いて韓国勢のサムライ債が起債環境悪化のしわ寄せを受けている。

  大韓航空は第1回サムライ債を準備、主幹事にBNPパリバ、大和、みずほ、三菱UFJモルガン・スタンレーの各証券を指名していた。主幹事2社は28日、この案件が発行体の都合で延期になったと述べた。大韓航空広報担当も起債時期を変更したと電子メールでコメントした。格付投資情報センター(R&I)はすでに25日、3年債で30日発行予定だった大韓航空債の予備格付け「AAー」を取り下げている。

Operations At Incheon Airport Terminal 2

大韓航空の航空機

Photographer: SeongJoon Cho/Bloomberg

  サムライ債は今年度の発行額がリーマンショック以降の最大を更新している。仏銀BPCEは18日、5本立てで計1636億円を起債した。それでも投資家は全般にリスクオフ姿勢で投資選別色を強めている上、韓国銘柄はもともと地方投資家が敬遠するなど投資家層が限られる。KNOCは3本立てのうち3年のみを16日に起債、上乗せ金利(スプレッド)も拡大した。これに続いて大韓航空が起債を延期した。

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