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債券小幅安、長期金利マイナス圏で高値警戒感-40年入札は無難通過

更新日時

債券相場は小幅安。世界経済の先行き不透明感を背景に買いが先行したものの、新発10年国債利回りのマイナス圏では高値警戒感が根強く、中期債も含めて次第に売りが優勢の展開となった。

  • 長期国債先物3月物の終値は前日比3銭安の152円64銭。一時は152円62銭に下落
  • 新発10年物353回債利回りは、日本相互証券の前日午後3時の参照値より0.5ベーシスポイント(bp)高いゼロ%、一時はマイナス0.005%
  • 40年物11回債利回りは横ばいの0.74%、一時0.73%と、新発債として2016年12月以来の水準まで低下

市場関係者の見方

岡三証券の鈴木誠債券シニアストラテジスト

  • 世界経済の減速懸念が払拭(ふっしょく)される状況にはほど遠く、債券は基本的に底堅いが、足元の水準から上値追いには慎重
  • さらに株安・円高が進めば利回りもしぶしぶという感じで低下するだろうが、そういう状況がなければ横ばい圏での推移が続くのではないか
  • 40年債入札は予想通り無難な結果、イベント終了して持ち高調整の動きも

40年債入札

  • 最高落札利回りは0.74%、市場予想の中央値と一致
  • 応札倍率3.79倍、前回は3.85倍
  • 岡三証の鈴木氏
    • 入札結果は順調に近い無難という内容、超長期債がしっかりしていることは間違いない
    • 日本銀行が買い入れ減額に踏み切るなど今の需給が調整されなければ、投資家の資金はプラス利回りにしか流れないだろうから、利回り曲線のフラット(平たん)化が進むだろう
  • 備考:過去の40年債入札の結果

新発国債利回り(午後3時時点)

2年債5年債10年債20年債30年債40年債
-0.160%-0.155%0.000%0.455%0.650%0.740%
前日比+0.5bp+1.0bp+0.5bp 横ばい 横ばい 横ばい
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