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米半導体株が下落、エヌビディアの売上高予想の下方修正で成長懸念

28日の米株式市場で半導体株が下落。米エヌビディアが11-1月(第4四半期)の売上高予想を引き下げたことが嫌気された。同社は、中国を中心とするマクロ経済環境の悪化のほか、ゲーム分野とデータセンター向けの売り上げ低迷を理由に挙げた。

  エヌビディア株は商いを伴って急落し、一時18%安となった。

  市場では、低調な需要や在庫増加に苦しんできた半導体メーカーの低迷は終わりに近いという楽観がこのところ広がっていたが、エヌビディアの見通し下方修正はそうした明るい見方を後退させた。

  RBCキャピタル・マーケッツのアナリスト、ミッチ・スティーブズ氏はリポートで「ゲーム分野の問題は意外ではないが、粗利益が徐々に減少してきている状況は、データセンターの低迷継続を示唆している」と指摘。「今年下期にはゲーム分野とデータセンター向けで成長を取り戻すと見込まれるが、それまでの間、向こう3-4カ月程度は厳しい状況が続くだろう」と記した。

  またキーバンク・キャピタル・マーケッツはリポートで、エヌビディアの「低調さ」は5-7月(第2四半期)まで続くと予想した。

  エヌビディアの発表を受けて半導体株は幅広く売られ、フィラデルフィア半導体指数は一時3.9%安となった。

原題:Chipmakers Slide as Nvidia’s Outlook Underlines Growth Fears (2)(抜粋)

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