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日産自をSECが調査、米国の幹部報酬開示巡り-関係者

更新日時
  • 開示が米証券法に違反するかどうかが焦点と関係者
  • SEC調査は初期段階、不正に当たらない可能性も

米証券取引委員会(SEC)は日産自動車が米国の幹部報酬を正確に開示していたかどうか調査している。事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。

  調査が公になっていないことを理由に匿名で語った同関係者によると、SECは日産の幹部報酬の開示が正確だったか、不適切な支払いを阻止するために十分に管理していたか調べている。

  日産の広報担当、クリスティーナ・アダムスキー氏は調査を受けていることを確認し、全面的に協力しているとコメントした。さらなる詳細は提供できないとした。

  東京地検が昨年、日産前会長のカルロス・ゴーン被告と元取締役グレッグ・ケリー被告を金融商品取引法違反容疑で逮捕して以来、日産と経営幹部を巡る捜査が続いている。

  関係者1人によれば、SECの調査の焦点は日産の幹部報酬開示が米証券法に違反するかどうかだ。SECの調査は1カ月余りに及んだ政府機関閉鎖の影響で遅れたという。

  SECの調査はまだ初期段階であり、不正に当たらない可能性もあるが、日産およびゴーン、ケリー両被告を巡る状況は一段と複雑になる。SECは制裁金を科すほか、法律ないしSEC規則違反の防止で差し止め命令を出す可能性がある。

  SECのジョン・ネスター報道官はコメントを控えた。

  ケリー被告の弁護士、オーブリー・ハーウェル・ジュニア氏は同被告がSECから召喚状を受け取っていないとし、それ以上のコメントはしなかった。ゴーン被告の日米の代理人も共にコメントを控えた。

原題:Nissan Is Said to Face SEC Probe in U.S. Over Executive Pay(抜粋)

(関係者情報などを追加して更新します.)
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