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元野村トレーダーがヘッジファンド開設、テンセント出資の投資会社で

  • ロング・ショート戦略の新ファンドは新興国市場の社債に焦点
  • ハウ氏は17年に債券責任者として高騰国際資産管理に入社

元野村ホールディングスのトレーダーが中国テンセント・ホールディングス(騰訊)出資の資産運用会社で、新興国市場の社債に焦点を絞ったヘッジファンドをスタートさせた。

  野村でクレジット商品を扱う自己勘定取引デスクを統括していたデスモンド・ハウ氏は28日、香港に本拠を置く高騰国際資産管理でロング・ショート戦略のヘッジファンドを開設。 ハウ氏は2017年、騰訊とヒルハウス・キャピタル・マネジメントの合弁会社である高騰に債券責任者として入った。

  ハウ氏が香港でのインタビューで語ったところでは、新ファンドは主にドル建て債を中心に最大30億ドル(約3300億円)の資産運用能力を持つ。これまでに集めた資金の額は明らかにしていない。同氏はクレジット市場が既に弱気相場入りした可能性があるとみており、新ファンドはそうした状況下で長期投資を目指す。

  ハウ氏は債券投資で22年余りの経験を持つ。08年に入ってからリーマン・ブラザーズ・ホールディングスに入社。その後、同社事業を買収した野村に17年まで勤務した。リーマン以前はプルデンシャル・インベスト・マネジメント(現PGIM)でクレジットポートフォリオマネジャーを務めていた。

Dismal Returns

Emerging-market corporate bonds had the biggest loss in 10 years

Source: ICE BofAML index

原題:An Ex-Nomura Trader Starts Hedge Fund at Tencent-Backed Firm(抜粋)

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