コンテンツにスキップする

日本株は反落、円高で業績への影響を警戒-金融や内需関連安い

更新日時
  • 米金融当局はバランスシート縮小を早期に終える可能性ーWSJ
  • BS縮小早期終了はドル安円高要因、日本株には痛しかゆしー岡三証

28日の東京株式相場は反落。米金融当局の債券ポートフォリオ縮小が早期に終了するとの観測から為替相場が円高に振れ、業績に対する楽観的な見方が後退した。保険など金融、情報・通信や不動産など内需関連が安い。

  • TOPIXの終値は前営業日比10.59ポイント(0.7%)安の1555.51
  • 日経平均株価は同124円56銭(0.6%)安の2万0649円00銭

  米金融当局がバランスシート縮小プログラムを当初予定より早く終える可能性を検討していると、米紙ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)が25日報道した。きょうの為替市場でドル・円相場は一時1ドル=109円20銭台と、前週末の日本株終値時点の109円79銭から円が上昇した。

  岡三証券の山本信一シニアストラテジストは「米金融当局のバランスシート縮小の早期終了は米株高でもドルが売られる要因。日本株は円高の影響を受けるため痛しかゆしだ」と話した。今週は米アップルの決算発表や米連邦公開市場委員会(FOMC)、米中貿易協議などを控えているため様子見ムードが強く、「利益確定の売りが出ている」と指摘した。

  日経平均は2万1000円の心理的節目をなかなか超えられない。りそな銀行アセットマネジメント部の下出衛チーフストラテジストは、同水準の上を目指すには中国景気の底入れ確認が重要とした上で、「今週発表の先行指標の製造業購買担当者指数(PMI)は悪化が見込まれており、まだ改善が期待できないため上値が取れない」と述べた。ブルームバーグのデータによれば、1月の中国製造業PMIの市場予想は49.3で、2カ月連続で50を下回る見通し。

28日は3営業日ぶりに反落
  • 東証1部33業種は新ソフト開発を見直す任天堂などのその他製品のほか、電気・ガス、建設、情報・通信、保険、陸運、不動産が下落率上位
  • 米ハイテク株高を受けた電機は上昇
    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE