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超長期債が上昇、好需給や日銀オペ据え置きでー長期金利はマイナス圏

更新日時

債券市場では超長期債相場が上昇。新発30年債利回りは3週間ぶりの低水準を付けた。相対的に金利水準が高い超長期ゾーンには資金がシフトして需給が良好な中、日本銀行が実施した国債買い入れオペの金額を据え置いたことも支えとなり、買いが優勢となった。

  • 30年物61回債利回りは、日本相互証券の前週末午後3時の参照値より0.5ベーシスポイント(bp)低い0.65%と、新発債としては4日以来の低水準
  • 長期金利の指標とされる新発10年物353回債利回りは横ばいのマイナス0.005%
  • 長期国債先物3月物の終値は前週末比1銭高の152円67銭。一時152円71銭と、日中取引ベースで3週間ぶり高値

市場関係者の見方

SMBC日興証券の竹山聡一金利ストラテジスト

  • 超長期債は先週末の米国金利が上昇した割に底堅い
  • 実体経済が下向きの中、日銀がオペを減額しそうな雰囲気は感じられず、利回り曲線はブルフラット(平たん)化の流れが変わりそうにない
  • 明日の40年債入札も、年度末に向けて生命保険会社から一定の需要が見込まれる上、最近の強さから見てショートカバー需要もありそうだ

国債買い入れオペ

  • 残存1年超3年以下、3年超5年以下、10年超25年以下と25年超の買い入れ額はそれぞれ3500億円、4000億円、2000億円、500億円と据え置き
  • SMBC日興の竹山氏
    • 残存10年超は無難な結果だが、1-3年は応札倍率も高く弱い
    • 短期国債利回りの低下で2年金利も下がっているが、需給が締まって下がっているわけでもなさそうで、金利が下がれば売りもかなり出る
  • 過去の国債買い入れオペ結果 

新発国債利回り(午後3時時点)

2年債5年債10年債20年債30年債40年債
-0.165%-0.165%-0.005%0.455%0.650%0.745%
前週末比+0.5bp 横ばい 横ばい 横ばい-0.5bp 横ばい
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