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【米国株・国債・商品】株が上昇、決算と政府閉鎖解除合意が追い風

  • 米国債は反落、イールドカーブがフラット化
  • 原油と金は上昇、米中協議への期待感で新興国市場も高い

25日の米株式相場は上昇。企業決算が米経済への信頼感を高めたほか、トランプ大統領と議会指導者が3週間の政府閉鎖解除で合意したことで買いが入った。米国債は反落。

  • 米国株は上昇、政府閉鎖解除の合意や企業決算を好感
  • 米国債は反落、10年債利回り2.76%に上昇
  • NY原油は続伸、3週間の米政府閉鎖解除で懸念が後退
  • NY金は反発、ドル下落で-米中交渉の進展ない中

  ダウ工業株30種平均とナスダック総合指数は週間ベースでも上昇。S&P500種株価指数は週間ではマイナスとなった。中国政府の代表が週明けにワシントンを訪れ、米中通商協議に向けた準備作業を行うとの観測を受けて、この日は新興国市場の上昇に弾みがついた。また、米金融当局がバランスシート縮小プログラムを当初予定より早く終える可能性を検討しているとの報道も、市場の楽観を強めた。

  S&P500種は前日比0.9%高の2664.76。ダウ工業株30種平均は183.96ドル(0.8%)上げて24737.20ドル、ナスダック総合指数は1.3%高。米10年債利回りは4ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇の2.76%。

  アビバ・インベスターズのポートフォリオ・マネジャー、ティム・アルト氏は、「リスクテークの動きが活発化する可能性があるとの印象だ」と述べた。

  トランプ米大統領はこの日、政府機関の運営を3週間再開することで合意したと発表。アムンディ・パイオニア・アセット・マネジメントのマネジングディレクター、ジョン・キャリー氏は、「まだ不透明性はあるが、少なくとも危機は先送りされたか、回避された」とコメント。「短期的な圧迫要因が和らいだということだ」と語った。

  ニューヨーク原油先物は続伸。米政府機関の運営を3週間再開することで合意が成立し、投資家の懸念が和らいだ。主要産油国ベネズエラの政情不安が続いたことも背景。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物3月限は56セント(1.1%)高の1バレル=53.69ドルで終了。ロンドンICEの北海ブレント3月限は55セント高の61.64ドルで終えた。

  ニューヨーク金先物は反発。ドルの下落に加え、米中貿易摩擦がしばらく解決をみないとの観測が背景となった。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物4月限は1.4%高の1オンス=1304.20ドルで終了。1300ドルの大台を突破するのは3週間ぶり。週間ベースでも上昇した。

  米国債相場は下落し、週間ベースの上げ幅を縮めた。10年債利回りは遅い時間に日中最高を付けた。5年債と30年債の利回り差は縮小、イールドカーブがフラット化した。

原題:Stocks Rise on Earnings, Shutdown Deal Optimism: Markets Wrap(抜粋)
USTs Fall, Curve Flattens as Deal Reached to Reopen Government
Oil Rises as U.S. Shutdown Ends While Venezuela Tensions Mount
PRECIOUS: Gold Futures Rise as Dollar Slips Ahead of Trade Talks

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