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「ゴッドファーザーPARTⅡ」を彷彿、ストーン被告は参考人に圧力

「証言は愚か者のやることだ」。2017年12月、ロシア疑惑を調査する下院での証言が迫っていた参考人に対し、トランプ大統領の元顧問で資産家のロジャー・ストーン被告は「フランク・ペンタンジェリ」と同様の行動を促した。

  ペンタンジェリは映画「ゴッドファーザーPARTⅡ」に登場するコルレオーネ・ファミリーの一員で、マイケル・コルレオーネを裏切る証言を議会で予定していた人物。現実の米連邦検察当局によれば、トランプ大統領を長年支援してきたストーン被告は17年当時、コメディアンのランディ・クレディコ氏に虚偽の証言を説得しようと試みた。2人が支援するウィキリークスは、民主党全国委員会(DNC)への不正侵入で入手した電子メールを公開し、トランプ氏の大統領選当選を助けている。

Robert Duvall And Michael V. Gazzo In 'The Godfather, Part II'

映画「ゴッドファーザーPARTⅡ」の場面。ロバート・デュバル演じるトム・ヘイゲン(左)とマイケル・ガッツォ演じるフランク・ペンタンジェリ

資料: Michael Ochs Archives/Moviepix via Getty Images

  起訴状によると、ストーン被告はクレディコ氏に対し、「愚かにも証言すれば、間違いなく偽証罪で起訴される」と脅した。クレディコ氏は17年12月、証言の数日前に下院に対し黙秘権を行使すると宣言。最終的には18年9月に、モラー特別検察官の捜査に基づき大陪審に出廷した。

  25日にフロリダ州で逮捕されたストーン被告とクレディコ氏の今後は不透明だ。しかし映画では、マイケル・コルレオーネの法律顧問であるトム・ヘイゲンが獄中のペンタンジェリを訪問。ペンタンジェリは手首を切って自殺するという結末になっている。

原題:Godfather II Scene Plays Cameo Role in Roger Stone Indictment(抜粋)

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