コンテンツにスキップする

ドイツ銀行に対する米議会の調査拡大、マネーロンダリング対策巡り

  • 共和党のマクヘンリー下院議員もドイツ銀に情報提供要請
  • 下院民主党議員らからも先に照会を受けたとドイツ銀は説明

ドイツ銀行の米国部門が不正資金の重要ルートになった可能性があると報じられる中、同行に対する米議会の厳しい監視の動きが広がりを見せている。下院金融委員会の共和党トップ、パトリック・マクヘンリー議員も民主党議員らに続き、同行のマネーロンダリング(資金洗浄)対策に関して質問状を送付した。

  マクヘンリー議員は24日にドイツ銀のクリスティアン・ゼービング最高経営責任者(CEO)に宛てた書簡で、内部や第三者の調査により不正取引の隠ぺいが発覚した経緯について説明する文書の提供を要請した。これに先立ちドイツ銀は、同行調査で協力する下院民主党議員らから照会を受けたことを認め、下院金融委員会と下院情報特別委員会との「生産的な対話」に関与していると説明していた。米連邦準備制度理事会(FRB)もデンマークのダンスケ銀行を巡る不祥事へのドイツ銀の関与を調べている。

Patrick McHenry

マクヘンリー下院議員

写真家:Andrew Harrer / Bloomberg

  マクヘンリー議員は書簡で、「米国民にとって極めて重要なことは、犯罪に絡む多額の資金が国際銀行システム経由で移動することにつながった脆弱(ぜいじゃく)性に、ドイツ銀が適切に対処しつつあると確信することだ」と指摘。同行に2月7日の期限までに返答を求めた。

  ドイツ銀は24日の取材に対し、「われわれは当局の調査全てに対する適切な情報提供に引き続きコミットしている」とコメントした。

ECB President Draghi And Financial Leaders At European Banking Congress

ゼービングCEO

写真家:Alex Kraus / Bloomberg

原題:Deutsche Bank Faces Growing U.S Scrutiny Over Money Laundering(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE