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PG&Eの設備が原因ではない-17年の大規模山火事で加州当局結論

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  • 17-18年山火事に伴うPG&E債務は170億ドル縮小も-知事
  • 数日中に連邦破産法の適用申請する方針を変える姿勢は見せず

米カリフォルニア州に史上2番目に大きい被害をもたらした2017年10月の山火事「TUBBS」について調査していた同州当局は、私有地で起きた電気系統の問題が原因だったとする調査結果をまとめた。これにより、同州の公益事業持ち株会社PG&EコーポレーションはTUBBSに関しては責任を免れることになった。ただ、一連の山火事で多額の負債を抱える同社は、数日中に連邦破産法の適用を申請する方針を変える姿勢は示していない。

  カリフォルニア州森林保護防火局(カル・ファイア)が24日に調査結果を公表した。17年と18年の山火事に伴うPG&Eの推定300億ドル(約3兆2900億円)に上る債務は今回の結論を受け、170億ドル減少する可能性があると、同州のニューサム知事が記者団に明らかにした。今回の報告は「小さいものではない」と同知事は強調した。ただアナリストによる圧縮額の見通しは80億ドルとより少額で、PG&Eも発表資料で「多額の潜在的な」コストになお直面していると説明した。

Utility deemed not responsible for 2017 Tubbs fire

  TUBBSの被害で数千戸の住宅が損壊し22人が死亡した。今回の調査報告を受け同社設備が発火原因との疑いは晴れたが、破綻回避につながるかどうかはまだ分からない。

  PG&Eの株価は一時81%高と、取引時間中としては過去最大の上げとなった。終値は75%高の13.95ドル。ただ、カリフォルニア州史上最大の被害をもたらした山火事「キャンプファイア」が発生した昨年11月時点の水準をなお70%余り下回る水準にある。

PG&E's Tumultuous Decade

Source: Bloomberg

原題:California Probe Clears PG&E for Deadliest 2017 Wildfire (3)(抜粋)

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