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ロス長官:米中合意は中国の改革次第-解決まで何マイルもある

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ロス米商務長官は、米国と中国は貿易戦争の終結を強く願っているが、結末がどうなるかは中国が経済改革を深化させ、市場を一段と開放するかどうかにかかっているとの認識を示した。

  ロス長官は30-31日にワシントンで開催される中国の劉鶴副首相とライトハイザー米通商代表部(USTR)代表との協議後に、両国の交渉担当者らが進展具合について声明を発表するとの見通しを明らかにした。

  同長官は24日、ブルームバーグテレビジョンとのインタビューで、「より難しい問題は構造改革、特に知的財産権に関するものだ」と発言。「平等な市場アクセスも非常に大きな問題だ。強制的な技術移転という考えは、非常に重大だとみている」と述べた。中国は自らの知財の保護に強い関心を持っているとも語った。

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ロス商務長官

撮影: Joshua Roberts/Bloomberg

  同日、先に行われた米経済専門局CNBCのインタビューで、ロス長官は米中貿易戦争の終結への期待をけん制。「米中は解決から何マイルも離れている」とし、「貿易というのは非常に複雑だ。極めて多くの問題がある」と述べた。
  
  ロス長官は「来週の協議で米中間の問題が全て解決すると考えるべきではない。あまりに複雑な議題だ」と指摘。「中国は取引したいだろうし、われわれも取引したいと考えている。だが、双方が納得できる取引でなければならない」と語った。

  その上で、最終的に「取引が成立する可能性は大いにある」と述べた。

  クドロー米国家経済会議(NEC)委員長は同日、FOXニュースに対して「劉鶴副首相との協議は決定的なものになるだろう」と発言。トランプ大統領が自分は依然として楽観的だとクドロー氏に語ったことも明らかにした。

原題:Ross Says Trade Deal to Hinge on China Accepting Deeper Reforms(抜粋)
Ross Says U.S., China ‘Miles and Miles’ From Resolving Trade War(抜粋)

(ブルームバーグとのインタビューやクドロー氏の発言を追加して更新します.)
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