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中国、国家安全を理由に豪国籍の作家を拘束-豪政府は非難

  • 豪国籍を取得した楊恒均氏は中国の元外交官
  • 楊氏は19日に中国の空港での乗り継ぎ時に拘束されたもよう

オーストラリアは24日、中国で豪州人の作家が拘束されたことについて、豪州側への通知が遅過ぎたとして中国政府を非難した。中国外務省は国家安全省による拘束であることを明らかにした。

  北京を訪問中のパイン豪国防相は、中国の元外交官で豪国籍を取得した楊恒均氏が19日に中国で拘束されてから4日後に豪政府に中国側が伝えてきたことに「失望」していると表明した。豪州は中国と3日以内に通告するとの領事協定を結んでいる。楊氏は中国の元外交官。
 

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パイン国防相

カメラマン:Charly Triballeau / AFP経由でGetty Images

  ペイン豪外相はキャンベラでの記者会見で、「領事協定が無視されたとは言わないが、通知は遅れた。中国に説明を求める」と言明した。同相によれば、中国の通信機器メーカー、華為技術(ファーウェイ・テクノロジーズ)の孟晩舟最高財務責任者(CFO)がカナダのバンクーバーで逮捕されたことと楊氏拘束を結び付ける証拠はない。

  中国外務省の華春瑩報道官は北京での24日の定例記者会見で、楊氏は国家の安全を危険にさらした理由で国家安全省による「強制的措置」の下に置かれていると語った。自身の知る限りにおいて、中国は豪州の大使館に通知したとも話した。

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楊恒均氏

出典:Twitter経由のヤン・ヘンジョン

  楊氏の友人でシドニー工科大学の馮崇義准教授(中国研究)はブルームバーグ・ニュースに対し、楊氏はニューヨークから中国広東省広州に現地時間19日午後5時に到着する予定の旅客機に乗っていたと説明。それから妻と娘と共に上海に向かう乗り継ぎ便に搭乗することになっていたという。

  中国は孟CFO逮捕後、カナダが中国との領事協定に違反したと主張していた。

原題:Australia Says China Took Too Long to Report Citizen’s Detention(抜粋)
China Says Australian Writer Held Over National Security Threat

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