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大手機関投資家が長期債に傾斜-「不適切な」利上げ欲求の沈静化予想

  • アクサとJPモルガンAM、ポートフォリオのデュレーション延ばす
  • 利上げをしたいという金融当局の欲求は「不適切」だった-ダリオ氏

ヘッジファンド、ブリッジウォーター・アソシエーツ創業者のレイ・ダリオ氏は22日ダボスで、利上げをしたいという米連邦準備制度の欲求は「不適切」だったと発言した。アクサ・インベストメント・マネジャーズやJPモルガン・アセット・マネジメント(AM)などの機関投資家は、こうした欲求が沈静化するとみている。

  両社は長期債を買い増している。成長減速の中で当局者の今年の金融引き締めの決意が揺らぐと確信しているためだ。

  アクサの最高投資責任者(CIO)、アレッサンドロ・テントリ氏は「成長とインフレ見通しの下方修正の環境では常に、デュレーションを長くするのが良策だ」とし、「投資家は昨年、金融政策正常化、特に量的緩和(QE)の縮小を恐れていたが、このリスクは今では希薄化した」と話した。

  JPモルガンAMのEMEA市場チーフストラテジストのカレン・ウォード氏は「貿易協議がうまくいかなければ、デュレーションを延ばすのが確実にポートフォリオにプラスだ」と述べた。同社は米国債を通じてデュレーションを延ばしているという。

Assets in the largest long-term bond ETF have climbed

レイ・ダリオ氏

ソース:ブルームバーグ)


原題:Fed Pot Shots at Davos Met With Big Bets on Interest-Rate Limbo(抜粋)

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