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韓国の前最高裁長官を逮捕、前政権下で職権乱用の疑い-徴用工訴訟で

  • 保守政権の意向で確定判決を故意に遅らせた疑惑
  • 新日鉄住金に賠償命じる確定判決が出たのは梁容疑者の退官後

韓国当局は24日、元徴用工訴訟の確定判決を故意に遅らせたなど職権乱用の疑いで梁承泰(ヤン・スンテ)前最高裁長官を逮捕した。日本による植民地支配時代の徴用工問題を巡って日韓の緊張が高まる中で、前最高裁トップの逮捕という前例のない事態に発展した。

  最高裁は昨年10月、新日鉄住金に元徴用工への賠償を命じる確定判決を出した。その後、三菱重工業などにも同様の判決が下り、日韓関係は冷え込んでいる。日本政府は個人の請求権問題が1965年の国交正常化の際に締結された日韓協定で解決済みとの立場。

  2011年から17年まで最高裁長官を務めた梁容疑者は、当時の保守政権の意向を受けて職権を乱用し、確定判決を遅らせたとされる。聯合ニュースによれば、同容疑者は日本側を手助けするため日本企業の代理人を務めていた弁護士に会っていた疑いも持たれている。

原題:South Korea Arrests Ex-Chief Justice Linked to Japan Cases (1)(抜粋)

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