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ECB、リスクバランスと長期リファイナンスオペに注目-24日決定

  • 景気が鈍化しつつあっても刺激策は拡大せず、いずれ引き締める方向
  • 市中銀行による融資を支えるTLTRO強化も

欧州中央銀行(ECB)は24日の政策決定後、景気が鈍化しつつあっても金融政策による刺激はピークに達したことを確認するだろう。

  ユーロ圏経済の見通しは悪化しているが、刺激策拡大がこれ以上なくても、過去最低の政策金利水準と量的緩和(QE)プログラムの下で購入した2兆6000億ユーロ(約324兆円)の債券保有が今後も成長を支え緩和的な金融環境を維持すると主張する見込みだ。

  ただ、域内の市中銀行が規制要件を満たしつつ融資を続けることを支援する条件付き長期リファイナンスオペ(TLTRO)の再開は発表する可能性がある。また、景気見通しへのリスクについて「おおむね均衡している」との認識を下方修正するとの見方もある。

  デービッド・パウエル氏らブルームバーグ・エコノミクスのエコノミストらは、ECBが「見通しへのリスクを下向きとすることで景気減速を公式に認める可能性とTLTRO延長の利点を協議する可能性がある」とみている。

  ブルームバーグ調査では、回答者の4分の1がリスクバランス認識の下方修正を予想。そのような文言変更があれば、引き締めに向けたペースをECBが落とす状況を示唆し得るが、利上げ時期は早ければこの秋であることを示唆するフォワードガイダンスを変更する公算は小さい。ただし、QE終了が時期尚早だったとの懸念を和らげるため、TLTROに言及する可能性がある。エコノミストの多くは3月の正式発表と6月の実施を予想している。

ECB stimulus has reached its peak just as euro-area economy deteriorates

Risk Balance

Economists predict ECB President Draghi will reiterate his previous assessment

Source: Bloomberg survey of economists conducted Jan. 14-16

Long-Term Loans

Majority of economists predicts ECB will offer fresh funds by March for June allotment

Source: Bloomberg survey of economists conducted Jan. 14-16

原題:ECB to Play for Time as Growth Outlook Sours: Decision Day Guide(抜粋)

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