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米、ベネズエラ国会議長を暫定大統領として承認-マドゥロ政権窮地に

ベネズエラのマドゥロ大統領がかつてない圧力に直面している。米国をはじめとする数カ国が野党指導者フアン・グアイド氏を暫定大統領として承認し、マドゥロ政権に対する国内の抗議活動も拡大しているためだ。

  ベネズエラの国会議長を務めるグアイド氏(35)は自らが国家元首だと宣言。数分後にはトランプ米大統領がグアイド氏を暫定大統領として正式承認した。米国に続いてカナダ、アルゼンチン、ブラジル、コロンビア、パナマの各国も次々承認を発表した。

  ベネズエラ国民はこの日、2017年半ば以降で最大となる反政府デモでグアイド氏への支持を表明、マドゥロ政権への圧力を高めた。左派のマドゥロ政権は2年前に激しい抗議行動を鎮圧していたが、今回は首都カラカスの比較的貧しい地域を中心に、公共サービスの不全や食料不足、物価高騰に対する抗議活動が広がっている。地元の報道では、大都市にデモ隊が集結する様子が報じられた。

Dueling Marches Of Pro-Government And Pro-Opposition Parties As President Trump Recognizes New Leader

カラカスの反政府集会で演説するグアイド氏(1月23日)

Carlos Becerra / Bloomberg

  マドゥロ大統領は米国との断交を宣言。一方、トランプ大統領はホワイトハウスで記者団に対し、米国はマドゥロ政権に対抗するための「あらゆる選択肢を検討している」と語った。ただし、現時点で軍事行動は考えていないとした。

原題:Maduro Squeezed as Trump Recognizes Guaido and Protests Expand(抜粋)

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