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ドイツも容認か、英離脱延期目指す動きに勢い-合意なき離脱不安後退

  • 英議会では離脱延期を目指す超党派の議員らの動きも
  • 独仏の主要閣僚も離脱期限の延長を受け入れる用意を示唆

英国の欧州連合(EU)からの離脱延期を求める声に対し、ロンドンの政界だけでなく、ドイツとフランスの閣僚からも支持が表明された。「合意なき離脱」のリスクが後退したと受け止められ、23日の外国為替市場ではポンド相場が上昇した。

U.K. Prime Minister Theresa May Presents Brexit Plan B to Parliament

メイ英首相

写真家:Luke MacGregor / Bloomberg

  英議会で離脱延期を目指す動きが勢いを増す中で、独仏の主要閣僚も離脱期限の延長を受け入れる用意があることを示唆した。

  メイ首相自身は離脱を遅らせることに今も納得していないが、EU離脱手続きを定めるリスボン条約50条に基づく期限の延長可能性を否定するには至っていない。

  首相は23日に下院で、「リスボン条約50条の適用延長では何も問題は解決しないと思う」と述べ、議会は離脱合意案か、合意なき離脱か、離脱なしのどれを望むか決める必要があると訴えた。

  そうした中で、ドイツのアルトマイヤー経済相は、世界経済フォーラム(WEF)年次総会(ダボス会議)の公開討論会の場で、「英国が立場をはっきりさせるためにもっと時間が必要なら、私は構わない」と発言し、離脱期限の延長をドイツが問題視しないことを公に認めた。

  一方、フランスのロワゾー欧州問題担当相も3月29日の離脱予定日の延期について、「容易ではないが、実現可能だ」と語った。

フォックス英国際貿易相

(出典:「ブルームバーグ監視」ブルームバーグ)

原題:No-Deal Brexit Risk Recedes as Calls Grow to Delay the Split (1)(抜粋)

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