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夏の衆参ダブル選挙、「ないとは言い切れない」-自民・稲田氏

  • 過去の安倍政権の解散は「全て思いがけなく、いきなりだった」
  • 衆参ダブル選、頭の片隅にもない-安倍首相

自民党総裁特別補佐の稲田朋美筆頭副幹事長は、夏の参院選に合わせて安倍晋三首相が衆院を解散し、ダブル選挙となる可能性について、「ないとは言い切れない」との見方を示した。

  稲田氏は23日のインタビューで、第2次安倍政権発足後の解散は「全て思いがけなく、いきなりだった」と指摘。参院選までに急に解散風が吹く可能性を否定しなかった。その上で、28日召集の通常国会を「しっかり乗り切っていくことがとても重要」と強調し、厚生労働省による毎月勤労統計の不適切調査に関する野党の追及を念頭に、「楽観はできない」とした。

  安倍首相は2014、17両年に衆院を解散し、いずれも与党を大勝に導いた。4日の年頭会見で、今夏の衆参ダブル選挙について問われた際は、「私自身の頭には片隅にもない」と否定した。

  ただ、自民党の甘利明選挙対策委員長は15 日、BS11の番組で、参院選が近づいてきて、与党が非常に厳しい状況になった場合、「突破する手だてとしてある」とダブル選の可能性に言及している。今年は4月に統一地方選と衆院大阪12区、沖縄3区の補選、夏に参院選が予定されている。

  稲田氏は05年の衆院選で初当選。第2次安倍政権発足後は行政改革担当相、党政調会長、防衛相などの要職を歴任した。同氏は韓国海軍駆逐艦によるレーダー照射問題については、日本側は「大人の対応をとっている」と評価。一方で、韓国側に対しては「そもそも日本の排他的経済水域(EEZ)の中で北朝鮮の船と何をしていたのか」と救助活動中だったとする説明に疑問を呈し、事実関係を明確にすべきだとの考えを示した。

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