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超長期債が上昇、プラス利回りに資金シフトの流れ-20年債入札は順調

更新日時

債券市場では超長期債が上昇。長期金利がゼロ%付近で推移する中、比較的利回り水準の高い超長期債に資金がシフトする動きとなった。この日に実施された20年債入札が順調な結果となったことも超長期債相場の支えとなった。

  • 20年物166回債利回りは、日本相互証券の前日午後3時の参照値より0.5bp低い0.445%、30年物61回債利回りは1bp低い0.66%と、いずれも4日以来の低水準
  • 40年物11回債利回りは1.5bp低い0.75%、新発債として2016年12月以来の水準に低下
  • 一方、長期国債先物3月物の終値は前日比2銭安の152円53銭。長期金利は小幅上昇

市場関係者の見方

SBI証券の道家映二チーフ債券ストラテジスト

  • 10年債利回りがゼロ%に近い水準にあり、プラス利回りの超長期債を買いにいっている
  • 日本銀行の物価見通し引き下げを受けて、しばらく出口の議論はないという見方が働いている
  • ただ、10年超の日銀オペが月内にあと1回しか実施されない上、40年債入札も控えて需給面で不安残る
  • 金利の絶対水準もだいぶ低下しており、いったん小休止になってもおかしくない

20年利付国債(167回債)入札

  • 最低落札価格100円55銭と市場予想の100円50銭を上回る
  • 投資家需要の強さを反映する応札倍率は4.57倍に上昇
  • 小さいと入札の好調さを示すテールは4銭に縮小
  • SBI証の道家氏
    • 投資家の先回り買いが入り、ショートカバーが促される格好になった
  • 過去の20年入札の結果

新発国債利回り(午後3時時点)

2年債5年債10年債20年債30年債40年債
-0.165%-0.155%0.005%0.445%0.660%0.750%
前日比+0.5bp+0.5bp+0.5bp-0.5bp-1.0bp-1.5bp


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