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Fリテイリ株などに買い戻し、NT倍率上昇-日銀政策決定後

更新日時
  • 次回も日経平均売り・TOPIX買いかとSMBC日興・松野氏
  • リスクオフで再びNT倍率が低下する可能性とみずほ証・三浦氏

23日の東京株式市場で、日経平均株価をTOPIXで割ったNT倍率が上昇した。日本銀行が上場投資信託(ETF)購入政策で日経平均型が占める割合を引き下げるとの観測を背景に指数採用銘柄が売られてきたが、現行の政策を維持したため巻き戻しが出た。

  23日のNT倍率は朝方から戻り基調となり、日銀の金融政策決定後に13.3倍を超えた。日経平均への寄与度が高いファーストリテイリングが上げ、ユニー・ファミリーマートホールディングスも一時プラス圏に浮上する場面があった。SMBC日興証券投資情報部の松野利彦氏は「今回の発表前には日経平均型の売りが出ていたようで、今後も日銀の会合が近づくたびに指数ウエートを変更するだろうとの思惑が高まるのではないか」と述べた。

  みずほ証券エクイティ調査部の三浦豊シニアテクニカルアナリストは「リスクオン局面に流動性の高い値がさ株に買いが入りNT倍率は上昇する傾向があり、リスクオフになると倍率は低下しやすい」と分析する。昨年12月21日に約13.55倍を記録したNT倍率は今月17日に約13.22倍に低下していた。「米中貿易摩擦など外部環境の不透明感は依然強く、足元の買い戻しが一巡すれば再び低下に転じるだろう」と予想している。

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  日銀は午前、金融政策の現状維持を決定した。

足元で底堅さ
(日銀政策決定後の動きを更新します.)
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