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メイ英首相に離脱延期を指示する採決、最大野党が準備-可決の公算大

  • クーパー議員らの案を労働党が正式に支持する可能性が高い
  • 合意なき離脱ができない状況にメイ首相を追い込むことが予想される

英最大野党・労働党は、メイ英首相が欧州連合(EU)との離脱合意に失敗した場合、3月29日の離脱を延期するよう議会が首相に指示できる動議を支持する可能性が高い。労働党で「影の財務相」を務めるジョン・マクドネル議員がBBCの番組で明らかにした。

Labour Party Finance Spokesman John McDonnell Speaks On U.K.Austerity

ジョン・マクドネル議員

写真家:Simon Dawson / Bloomberg

  マクドネル議員は労働党のイベット・クーパー議員らがまとめた案について、「合意なき離脱」に伴う混乱を避ける手段として「妥当」との認識を示し、来週の議会採決で党として正式に支持することになりそうだと語った。

  マクドネル氏は、労働党としては、必要ならEU離脱を問う新たな国民投票の実施を選ぶ権利を議会に与えることを望むと述べ、2回目の国民投票が英国のEU残留につながる可能性があると指摘した。

  クーパー議員らの案は、各党で広く支持を得ており、労働党が正式に支持を決めれば、議会で可決される可能性が高く、その場合には、合意がないまま9週間後に英国をEUから離脱させることができない状況にメイ首相を追い込むことになる。

原題:U.K. Parliament Moves Closer to Stopping a No-Deal Brexit (1)
UK Labour Likely to Back Cooper’s ‘Sensible’ Brexit Delay Plan(抜粋)

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