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【米国株・国債・商品】株が大幅反落、世界経済や米中貿易を悲観

更新日時
  • 半導体、キャタピラー、ダウ・デュポン中心に米株は下げ
  • 米国債利回りが低下、原油は約1カ月ぶりの大幅安

22日の米株式相場は反落。米中貿易摩擦が長引くとの悲観が高まり、テクノロジー銘柄や多国籍企業を中心に売りが膨らんだ。S&P500種株価指数は約3週間ぶりの大幅安となった。米国債は中期物を中心に反発。

  • 米国株は反落、半導体が全面安-米中摩擦長期化の懸念で
  • 米国債は大幅反発、10年債利回り2.74%に低下
  • NY原油は約1カ月ぶりの大幅安、世界経済見通しが悪化
  • NY金は小反発、1オンス=1283.40ドルで終了

  半導体株の下げが目立ち、フィラデルフィア半導体指数の構成銘柄全てが下落した。ダウ工業株30種平均は一時400ドル余り下げた。キャタピラーやダウ・デュポンが下げの中心となった。米国と中国との準備会合が中止されたとの報道をクドロー米国家経済会議(NEC)委員長が否定したことから、S&P500種は下げ幅を縮める場面もあった。

  S&P500種は前営業日比1.4%安の2632.90。ダウ平均は301.87ドル(1.2%)安の24404.48ドル、ナスダック総合指数は1.9%安。ニューヨーク時間午後4時59分現在、米10年債利回りは5ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下の2.74%。

  ニューヨーク原油先物は反落。米中貿易交渉を巡る報道や米住宅関連指標の軟調などが重なって需要不安が高まり、12月27日以来約1カ月ぶりの大幅安となった。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物2月限は1.23ドル(2.3%)安の1バレル=52.57ドルで終了。2月限はこの日が取引最終日だった。ロンドンICEの北海ブレント3月限は1.24ドル安の61.50ドルで終えた。

  ニューヨーク金先物は小反発。米国株が下げ幅を拡大する展開となり、金に買いが入った。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物2月限は0.1%高の1オンス=1283.40ドルで終了。

  取引終了直後には、政府閉鎖解除を目的とした民主党主導の暫定予算案の24日採決をマコネル共和党上院院内総務が認めたことが明らかになった。IBMが取引終了後に発表した決算はアナリスト予想を上回り、時間外取引で株価が上昇した。

  ネーションワイド・ファンズ・グループの投資リサーチ責任者、マーク・ハケット氏は「投資家は明らかにまだ少し神経質で、そのためまだ荒い値動きが続くと予想している」と述べた。

  トランプ米政権は貿易交渉の予備会合として今週米国を訪問するという中国の次官2人の提案を拒否したとの英紙報道を受け、米国債は午後に日中高値を付けた。

原題:Stocks Tumble on Growth, Trade-Tension Pessimism: Markets Wrap(抜粋)
Treasuries Pare Gains as Kudlow Rejects Report on Trade Talks
Oil Slumps Most in a Month as IMF, Trade Dispute Darken Outlook
PRECIOUS: SPDR Gold ETF Holdings Surge as Growth Concerns Mount

(第6段落以降を追加し、更新します.)
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