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ルノー取締役会、ゴーン被告側と退社の条件を交渉中-関係者

更新日時
  • 新経営陣の起用に向け取締役会は準備進める、24日に会合開催
  • スナール氏を会長、ボロレ氏を正式なCEOに指名する見通し

ルノーの取締役会は日本で勾留されている会長兼最高経営責任者(CEO)のカルロス・ゴーン被告側と退社の場合の条件について交渉している。同時に、新たな経営陣の起用に向けた準備も進行中だ。協議に詳しい複数の関係者が明らかにした。

  ルノーの取締役会は24日に会合を開き、タイヤ大手ミシュランのジャンドミニク・スナールCEOを会長、ティエリー・ボロレ暫定CEOを正式なCEOに指名する見通し。関係者の1人が匿名を条件に語った。東京地裁は22日、会社法違反(特別背任)の罪で起訴されているゴーン被告の弁護人による2回目の保釈請求を却下した。

Key Speakers At Medef University Business Conference

ジャンドミニク・スナール氏

写真家:Jasper Juinen / Bloomberg

  ルノーの株式15%を保有する筆頭株主のフランス政府は、スナール氏の会長就任を支持している。同国のルメール経済・財務相は22日、BFMテレビとのインタビューで「スナール氏はルノーの素晴らしい会長になるだろう」と語った。ボロレ氏については言及しなかった。

  ルノー取締役会メンバーとゴーン被告の弁護士チームは競業避止契約や年金などについて検討していると、関係者らは語った。その1人によると、ゴーン被告は適切な条件の下で辞任する用意がある。同被告の家族の広報担当者はコメントを控えた。ルノーの暫定的な経営陣は22日夜の時点で辞表を受け取っていないとルメール氏は語った。

  ゴーン被告は既に日産自動車と三菱自動車の会長職を解かれたが、ルノーでは会長・CEO職にとどまっており、3社のアライアンスで引き続きトップの地位にある。関係者の1人によれば、ルノー取締役会は現在、ゴーン被告を解任、ないし同被告が辞任した場合の影響について精査している。ルノーの広報担当者に後任人事についてコメントを求めるため電話をかけたが、これまで返答はない。

原題:Ghosn’s Time at Renault Runs Out With Duo Seen Stepping In (3)(抜粋)

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