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1月22日の海外株式・債券・為替・商品市場

更新日時

欧米市場の株式、債券、為替、商品相場は次の通り。

◎NY外為:ドル指数上昇、円も買われる-リスクテーク意欲低下

  22日のニューヨーク外国為替市場ではドル指数が上昇。一時マイナス圏で推移した後に値を戻した。貿易と経済成長の見通しが陰り、世界的に株安が広がる中で円が買われた。原油相場の下落で資源国通貨は値下がりした。

  国際通貨基金(IMF)が前日、最新の世界経済見通しで2019年の世界の成長率予想を引き下げたことが円買いを誘った。英国の9-11月の賃金上昇率が金融危機以来の最高となったことなどを受け、ポンドも高い。
  
  中国証券監督管理委員会(証監会)の方星海副主席は、スイスのダボスで開催の世界経済フォーラム(WEF)のパネル討論会で、中国が米国債保有を減らす公算は小さいと述べた。

  クドロー米国家経済会議(NEC)委員長は、中国当局者との貿易準備会合が交渉の進展欠如のため中止されたとの英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)の報道を否定。また、マコネル共和党上院院内総務は民主党が主導する2月8日までの暫定予算案について、採決の予定を24日に設定した。同氏はこれまで、トランプ大統領が合意しない限り、上院は同案を採決しないとの方針を示していた。

  ニューヨーク時間午後4時43分現在、主要10通貨に対するドルの動きを示すブルームバーグ・ドル・スポット指数は0.1%高。ドルは対円で0.3%安の1ドル=109円37銭。ポンドは対ドルで0.5%高の1ポンド=1.2954ドル。ユーロはドルに対して0.1%未満の下げで1ユーロ=1.1360ドル。

欧州時間の取引

  ドル指数が上昇し、昨年10月以降で最長の連続上昇局面となる勢いを示した。世界的なリスクが長期に及び、安全資産に資金を避難させる動きが広がった。
原題:Dollar Ekes Out Gain as Risk Appetite Wavers: Inside G-10(抜粋)
Dollar Gains as Commodity Currencies Stay Defensive: Inside G-10(抜粋)

◎米国株・国債・商品:株が大幅反落、世界経済や米中貿易を悲観

  22日の米株式相場は反落。米中貿易摩擦が長引くとの悲観が高まり、テクノロジー銘柄や多国籍企業を中心に売りが膨らんだ。S&P500種株価指数は約3週間ぶりの大幅安となった。米国債は中期物を中心に反発。

  • 米国株は反落、半導体が全面安-米中摩擦長期化の懸念で
  • 米国債は大幅反発、10年債利回り2.74%に低下
  • NY原油は約1カ月ぶりの大幅安、世界経済見通しが悪化
  • NY金は小反発、1オンス=1283.40ドルで終了

  半導体株の下げが目立ち、フィラデルフィア半導体指数の構成銘柄全てが下落した。ダウ工業株30種平均は一時400ドル余り下げた。キャタピラーやダウ・デュポンが下げの中心となった。米国と中国との準備会合が中止されたとの報道をクドロー米国家経済会議(NEC)委員長が否定したことから、S&P500種は下げ幅を縮める場面もあった。

  S&P500種は前営業日比1.4%安の2632.90。ダウ平均は301.87ドル(1.2%)安の24404.48ドル、ナスダック総合指数は1.9%安。ニューヨーク時間午後4時59分現在、米10年債利回りは5ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下の2.74%。

  ニューヨーク原油先物は反落。米中貿易交渉を巡る報道や米住宅関連指標の軟調などが重なって需要不安が高まり、12月27日以来約1カ月ぶりの大幅安となった。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物2月限は1.23ドル(2.3%)安の1バレル=52.57ドルで終了。2月限はこの日が取引最終日だった。ロンドンICEの北海ブレント3月限は1.24ドル安の61.50ドルで終えた。

  ニューヨーク金先物は小反発。米国株が下げ幅を拡大する展開となり、金に買いが入った。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物2月限は0.1%高の1オンス=1283.40ドルで終了。

  取引終了直後には、政府閉鎖解除を目的とした民主党主導の暫定予算案の24日採決をマコネル共和党上院院内総務が認めたことが明らかになった。IBMが取引終了後に発表した決算はアナリスト予想を上回り、時間外取引で株価が上昇した。

  ネーションワイド・ファンズ・グループの投資リサーチ責任者、マーク・ハケット氏は「投資家は明らかにまだ少し神経質で、そのためまだ荒い値動きが続くと予想している」と述べた。

  トランプ米政権は貿易交渉の予備会合として今週米国を訪問するという中国の次官2人の提案を拒否したとの英紙報道を受け、米国債は午後に日中高値を付けた。
原題:Stocks Tumble on Growth, Trade-Tension Pessimism: Markets Wrap(抜粋)
Treasuries Pare Gains as Kudlow Rejects Report on Trade Talks
Oil Slumps Most in a Month as IMF, Trade Dispute Darken Outlook
PRECIOUS: SPDR Gold ETF Holdings Surge as Growth Concerns Mount

◎欧州債:ユーロ圏国債が上昇、スペイン10年債発行に過去最高の需要

  22日の欧州債はユーロ圏国債が上昇。スペインはシンジケート団を通じて10年債を売り出した。英国債は変わらず。

  • ドイツ債のイールドカーブはブルフラット化
  • イタリア債は上昇。スペインの10年債売り出し(100億ユーロ相当)は過去最高の需要を集めた
  • ドイツ10年債利回りは1bp下げて0.24%、フランス10年債利回りは1bp低下して0.64%、イタリア10年債利回りは2bp下げて2.74%
  • ユーロ参加国の国債利回りとスプレッドの一覧はこちらをクリックしてください

原題:Euro-Area Bonds Advance as Spain Sells Debt: End-of-Day Curves(抜粋)

(NY外為、米国株・国債・商品を更新します.)
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