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低調な決算発表シーズンは想定の範囲、相場上昇妨げず-JPモルガン

  • 利益予想コンセンサスはまだ高過ぎるが投資家は認識しているもよう
  • 2016年は1株利益修正が好転する10カ月前に株価底打ち

JPモルガン・チェースによると、今後の決算発表シーズンは見苦しい内容になる可能性が高いが、株式市場は悪材料を既に織り込んでいるため悪く受け止めることはなさそうだ。

  ミスラブ・マテイカ氏ら同行ストラテジストは欧州での特に弱い指標を踏まえ、これから発表が始まる企業決算は厳しく、予想コンセンサスを下回る内容になる公算が大きいと分析。マテイカ氏は欧州企業の通期1株利益の伸び見通しを3%下方修正した。

  それでも同氏は欧州株が2019年末までに10%のリターンを記録すると予想。市場の底入れ前に利益成長が見られる必要があるとは必ずしも言えないとし、16年に株価が2月に底打ちし、その10カ月後に1株利益の修正が好転したケースに言及した。

Market bounce 2016

出典:JPモルガン

  マテイカ氏によると、株価収益率(PER)が昨年10月以降、欧州株で8%、米国株で9%の急低下を見せているため、投資家は期待外れの決算発表シーズンに備えているようだ。10-12月(第4四半期)利益の予想コンセンサスは依然として高いものの、既に主要地域で5%から7%低下しているという。

  米利上げの一時停止やドル相場の頭打ち、米国と中国の経済活動の安定化の場合、株式相場は底入れプロセスが続くことになるとマテイカ氏は予想した。

P/E ratios have de-rerated significantly since October 2018

原題:Poor Earnings Season May Not Stop a Market Rally, JPMorgan Says(抜粋)

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