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中国:ゲノム編集の双子誕生を確認、法律と倫理に違反-調査で判明

  • 賀建奎氏が倫理審査書類を「ねつ造」しボランティア募ったと新華社
  • 南方科技大は賀氏の雇用を打ち切ったと発表

中国政府は、ゲノム編集技術を使って遺伝子を改変した受精卵から双子の女児が生まれたとする南方科技大学に在籍していた賀建奎氏の主張が事実であることを確認した上で、こうした実験は中国の法律と倫理に反しており、「厳しく」対応すると表明した。

  国営の新華社通信は21日、賀氏のチームが「倫理と科学研究の高潔さを著しく損ねた」と報じた。同チームの実験に基づく2例目の妊娠も確認したとも伝えた。新華社によると、賀氏が倫理審査書類を「ねつ造」し、実験にボランティアで参加する8組のカップルを募ったことが政府の調査で判明した。

  賀氏よび同氏のスポークスマンからのコメントは得られていない。広東省政府がこの問題に関する調査結果を発表した後、同省にある南方科技大は21日付の声明で、賀氏の雇用を打ち切ったと発表。同氏による教育・研究活動は全て終わったと説明した。

Chinese Scientist He Jiankui Speaks At The Human Genome Editing Summit

賀建奎氏

撮影: Anthony Kwan/Bloomberg

  新華社は政府調査を引用し、賀氏は意図的に規制と監督を回避し、「個人的な名声と利益を追い求める」ため人間の胚細胞に関するゲノム編集プロジェクトのため自ら資金を集め自分のためのチームを採用したと報じた。  

原題:China Probe Finds Rogue Gene-Editing Scientist Broke Rules(抜粋)China’s University Fires Gene-Editing Scientist After Probe

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