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トランプ米大統領と民主党、移民や国境警備巡り歩み寄り模索

  • より広範囲な取引なら一段と幅広い恩赦を提示する用意-大統領
  • 民主党は政府機関再開を優先した上でドリーマー保護求める

米政府機関の一部閉鎖が5週目となる中、トランプ大統領と民主党指導部は週末、移民や国境警備に関する歩み寄りの可能性について最初の一歩を踏み出した。

  ただ、民主党は政府機関の閉鎖解除が先決だとし、トランプ大統領を信頼せず、今以上の譲歩を求めているだけに、大統領の和解の申し出が実りある交渉につながるかどうかは不明。また、米国史上最長の政府機関閉鎖の責任を転嫁しようとする同大統領が同意の取りまとめにどれだけに前向きなのかも不明確だ。

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ペロシ氏とトランプ大統領(昨年12月)

写真家:Brendan Smialowski / AFP via Getty Images

  トランプ大統領は19日、国境の壁建設などに57億ドル(約6250億円)の予算を確保するのと引き換えに、幼少期に親に連れら米国に入国した不法移民の若者、いわゆるドリーマーの保護の3年間延長と亡命ルールの変更を提案。民主党は大統領の演説前から同案の受け入れを拒否していたが、翌日になって一部の同党議員は移民問題の包括案を打ち出し始めた。

  これについて大統領はより広範囲な取引であれば、一段と幅広い恩赦を提示する用意があるとツイート。同時に、一般教書演説の延期を提案していたペロシ下院議長を「急進的民主党員」と批判した。

  正式な交渉は行われていないが、共和党のマコネル上院院内総務は22日にも大統領の最新の提案について上院採決を行う計画で、国境警備パッケージの交渉に応じる前にまず政府機関の再開を求めておおむね団結してきた民主党側の姿勢が試されることになる。

原題:Trump, Democrats Inch Closer Amid Personal Shutdown Sniping (1)(抜粋)

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