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米ジャンク債、発行市場の年初滑り出し低調-既発債値上がりに拍車か

  • 年初から17日までの起債は40億ドル弱、前年同期の半分以下
  • 10億ドルを超える規模の起債はHCAヘルスケアを含め2社のみ

米ジャンク債市場では年初から17日までに、40億ドル(約4400億円)弱が起債された。これは昨年同時期の112億ドルに比べ半分以下だ。

  1月は通常、ジャンク級(投機的格付け)企業の起債に好機だ。連休前に持ち高を調整したファンドマネジャーたちは資金を活用する有利な投資先を必要としている。昨年12月に1件の起債もなかったことを考えると、今年は特にそうだ。

  しかし、10億ドルを超える規模の起債はHCAヘルスケアを含め2社のみ。HCAは恩恵を受け当初予定の1.5倍の額を調達し、利回りも低く抑えられた。しかし、大量の満期償還が控えているわけではないため、他の借り手が起債を急ぐ様子はない。

  このため1月も発行市場の低調さが続きそうだが、一方でジャンク債ファンドには16日までの週に2016年以来の大量資金流入があった。流通市場での値上がりと強気の見方に拍車がかかりそうだ。

Hello, January?

原題:The Junk-Bond Market’s Rocking, But Issuers Slow to Join Party(抜粋)

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