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欧州銀にボーナスの悲哀、独仏に続きオランダ大手銀も「大幅」削減へ

  • 蘭ING、マネーロンダリング疑惑に絡む巨額の罰金が影響
  • BNPパリバ、ソシエテ・ジェネラル、ドイツ銀も賞与減額を検討

業績がさえなかった欧州のバンカーにとって、今年のボーナスシーズンは哀愁を誘う季節になりそうだ。

  オランダの銀行最大手INGグループは18日、賞与支払いを「大幅に減額する」ことを明らかにした。マネーロンダリング(資金洗浄)に絡む当局の調査を決着させるため巨額の罰金を支払ったことが影響した。

  事情に詳しい関係者がブルームバーグに語ったところによると、フランスの大手2行も賞与削減を検討している。厳しい市場環境でトレーディング部門が打撃を受けた。BNPパリバは、グローバルマーケッツ部門の多くのトレーダーに対し賞与をゼロまたはカットする可能性がある。同部門はトレーディングで損失を出し、一部事業の閉鎖が決定した。ソシエテ・ジェネラルではトレーダーのボーナス原資が2年連続の大幅減となる見通しで、減少幅は最大で25%に達する公算が大きいという。

Key Speakers At The Handelsblatt Banking Summit

INGグループのラルフ・ハマーズ最高経営責任者

Photographer: Alex Kraus/Bloomberg

  トレーディングの低迷だけでなく不祥事も抱えるドイツ銀行は、ボーナス原資を10%縮小する計画だと、関係者がこれまでに述べていた。

  INGはすでに、ラルフ・ハマーズ最高経営責任者(CEO)への賞与支給を取りやめた。同行の広報担当者レイモンド・フェルムーレン氏はその他行員の賞与減額の規模について言及を避けたが、2017年と比べて半分には減らないと話した。同氏はオランダ紙フィナンシエール・ダフブラッドがこれより先に報じたボーナス削減を確認した。

原題:Bonus Blues at Europe Banks Hits ING as Pool Cut ‘Significantly’(抜粋)

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